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はぁっはぁっはぁっ…
どうしてよ……
どうして追いかけるの？
私はただ欲しかっただけ…
ただ大切な物も手放せなかっただけよ…
魂をとられるなんて……
｢聞いてないわよ…｣
｢そんな事ない。｣
！
｢初めに言ったはずだ。｣
｢必ず支払いはしてもらう。｣
｢だ…から……お金ならいくらでも｣
｢私の店はお金で成り立ってない。貴女の大切なモノを貰うだけだ。｣
｢そんな……じゃあ返すわよっ！｣
｢悪いがクーリングオフの期間はとうに切れた。だから今取り立てにきたんだ。｣
ヤバい…このままじゃ私の魂が無くなる・・・
｢分かったから！私の大切なモノ持っていってよ！｣
｢分かった。恋白、行くぞ。｣
｢待ってよアリス！……毎度ありがとうございました。笑美さん？｣
私の大切なモノ。
それは………
友達。
そして手にいれたものは…
たった一人の
彼氏。
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