十七歳の誕生日

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  「いやいやいや」 鞄から薄いピンク色の封筒を取り出し、千紗の顔の前に突き付けた。 「なに、コレ?」 目の前にある封筒を手に取り、千紗が不思議そうに中身を取り出した。 「国から招待状貰ったの。  なんかたまたま  選ばれたらしくてさ。  それが明日なんだ」 国から招待されたとなれば、如何なる理由でも行かなければならない。  
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