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俺は別に邪魔をする理由もないので素直に退いてやった
「親切な人なのニャ
そんな人は徳するのニャ」
とだけ言い残して猫の商人は入口の商店に入っていった
剣を持った男を思い出した俺が酒場に入ると、その男が妖精のような女の子に詰め寄っていた
「おい…何か知っているのか?」
しかし女の子は答えない
「なぜ答えない?」
男はどんどん詰め寄っていく
これは危険だと思い俺は、咄嗟に止めに入った
「なんだあんたは?」
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