見えない光

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あの頃の私の事を、私はよく覚えていない。 ううん、思い出したくないだけなのかもしれない。 ただ辛くて悲しくて虚しくて 楽しい事なんて1つもなかった。 絶望という暗闇を、ただただ彷徨っていた。 だけど待っていた。 希望という光りが射すのを。 誰かが手を差し延べてくれるのを。 姉と母と また会える日を。
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