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うつむいて歩いてたら 君にぶつかった 尻もちついて泣いてたら 君が笑った もし君が泣いてたら 私が笑っていたのかな? そんなことふと思ったけど それはありえないね 涙で空が滲むよ どれだけ拭い去っても 探した雲の隙間に ほらひだまりが 包んでくれている 空の色は水色 やがて枯れ葉舞う茜色 一夜に咲く星空 時は流れ風のように 流れて 流れて輝き照らす 心をどこか遠い空まで オルゴールに耳を澄まして 鼻歌 奏でていた ひとつひとつの 音に目の前が滲んでいく もう二度と会えないのかな? 止まったオルゴール見つめ そんなこと考えたけど ネジを巻き直した 想いは空の雫となり 君に降り注いで 合わせた二人の手には 今 優しさが光であふれている 海の色は青色 やがて日が沈む茜色 命 運ぶ波風 思いあふれ花のように 溢れて 溢れて咲き誇る 瞳に映る遠い星空 澄んだ星空を眺めていると なんだか自分が小さく見えた 流れる雲 隠れる月 ひだまり すべて繰り返す 雲が集い雨空 大地に染み込み花が咲く 命は目覚めて ほほえみあう 生まれた意味を求め 空の色は水色 やがて枯れ葉舞う茜色 一夜に咲く星空 時は流れ風のように 流れて 流れて輝き照らす 心をどこか遠い空まで 瞳に映る遠い空まで
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