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「なあアッシュ?」
チェインが木刀を肩に掛けたまま俺の方に目だけ向けて言う
「ん?何だ?」
俺は手に持っていた木刀を腰にさしてチェインの方を向き答える
「そろそろ走った方が良くないか?」
とチェインは額に汗を流し、時計を見ながら言う
「ん?もうそんなに危ないか?」
そう言いながら俺もポケットから携帯を取り出し時間を確認し……た
「な?危ないだろ?」
チェインは額に汗をダラダラと流しながらもニッコリと微笑む。
そして
「アッシュ!走るぞ!」
チェインはそう叫ぶと全速力で廊下を走る、俺もチェインのすぐ後ろを走っている
そしてやっと訓練所の扉が見え時
キーンコーンカーンコーン
チャイムがなると同時に俺とチェインは走るスピードを上げる
そして、あと一歩と言う所でチェインが転んだ、
そしてチェインが転んだと同時にチェインの真後ろを走っていた俺もチェインに巻き込まれて
転んだ
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