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「い、痛てぇ」
そう言いながらも俺はチェインよりも先に立ち上がる、そして教室に走って入る
だがチャイムは俺とチェインが転んでいる間に鳴り終わってしまったが、
ラッキーな事に先生は黒板に向かって何かをしているからここは敢えて何事もなかったかのように自分の席に座った。
そしてチェインが訓練所に入ってくる前に先生は俺達の方に向き
「よ~し、じゃあ授業をはじめるぞ~いない奴は……またチェ「遅れましたあぁ!」
あの馬鹿チェイン、先生が喋っている途中に入って来るとか……
「おお、チェイン、遅刻したら私とシングルマッチってこと知っているよね?」
取り敢えずここで先生の紹介をしとくな
先生の名前はマリア・チルドって言う女の先生だ。
男っぽい喋り方だから騙されないようにな?
そしてチェインは
「わかっていますよ、先生」
チェインはそう言い放ち腰にさしてある木刀を抜いて、構える。
「ほお、いい度胸じゃないの、覚悟しなさい!」
そう言って先生は背中につけてある剣を机の横に立て掛けて、
机の上に無造作に置かれている木刀を手に取り
「さあ、チェイン、掛かってこい!」
あ、言い忘れてたけど、この先生、世界でも通用する強さを誇るから
今まで誰も先生に勝てた者はいないんだ。
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