10人が本棚に入れています
本棚に追加
「先生！いい加減負けたらどうですか？」
チェインは先生の真上からたたき付けながら言う
「誰が負けるか！」
何と先生はチェインの最終奥義と思われる技を力まかせに押し返した、
「うわぁ！？
っと……先生危ないなぁ」
チェインは先生に吹き飛ばされて壁に当たる直前に受け身を取り、壁に衝突するのを防いだのだと思う。
「先生をこの技で倒す！
“闇よ！我が敵を包み、飲み込み破滅に誘え！
ダークミスト！”」
チェインが咏唱を終わらし先生に手を向けると、先生の足元から大量の闇が吹き出し、先生を飲み込んだ。
「はぁっハァッ、俺の勝ちか？」
チェインは先生が闇から出てこないのをみるとガクンと崩れ落ちて膝を付き、木刀に手を乗せて、息をかなり切らしている、
「“神よ、我が力に応え、その姿を現せ！
ゴッドオブシャイン！”」
誰だ？この声は？、
俺達は全員周りを見渡している。
「ここだ！」
その声が上からすると共に俺達は一斉に上を見上げた。
最初のコメントを投稿しよう！