第二章 終焉の始まり

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      スージ「歓迎されてるって感じではないですね…。」       スギラウ「…あぁ。むしろ殺気さえ感じるんだけど💧」       「おい!そこの者ら!」       その声に、町の者達から歓声があがった。       「!!『三本刀』!!」       「流石!頼りになる!」       「『虎覇弥』様!!」           その声の主が2人に近づいていく…       虎覇弥「…異国の者…どうなされた?何故にこの国へ?」       虎覇弥が放つ気を2人は感じとっていた。       スギラウ「…何だ?コイツ?かなりヤベェぞ💧」       スージ「…ヤパーナの稀少職『侍』…ならば、アレは刀!!」       スギラウ「こんな所でモタついてるわけにはいかないんだよ!!『荒ぶる剣』!!」       虎覇弥「…『雪月花』。」         キンッ!!       軽い金属音と共に、スギラウの出した剣…数十本が斬られ落ちた!!       スギラウ「何が起きたんだ?」       スージ「…抜刀術。見た通り剣を斬ったようですね。」       スギラウ「…金属を斬ったってのかよ💧しかも、この数を一瞬で💧」         虎覇弥「…異国の者達よ。そなたらの国に戻られよ。無益な殺生は好まぬ故…」       男は、そう言い残すと2人に背を向け歩き出した。      
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