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焔竜は静かに語り始めた。
今から700年ほど前…
この国は、誰もが野心の赴くまま戦をくり拡げていた。
そんな中…
我が国の稀少職『侍』と『忍者』両方を極める若者が現れた…
その者こそが我が国の初代将軍…
『白竜』。
彼は…この国だけでなく、海の向こうの国とのやりとりを重視した。
そして…
初代将軍でありながらも国政を人任せにしながら…
ある者供と国に戻る。
ある職業を極めた者達7名。
その者達を武具に変え…
白竜は語ったという。
『この7つの武具こそが世界を平安に導くであろう!!』
ひれ伏す民の中…白竜は息子に囁く…
白竜「水竜よ…。もしこの国に…『銀』を扱う者達…錬銀術士が来たならば…全力をもって協力をしてくれ…」
と…。
スギラウ「…。」
スージ「…。」
あっけにとられた2人を見ながら焔竜は話を続けた。
焔竜「つまりは…私も学んでおる。…祖先である白竜(はくりゅう)…いや…君達の言語では、パイロン…パイロ?」
スージとスギラウは全てを察した。
スージ「…パイロ様。」
スギラウ「…オレ達の起源は…ヤパーナなんだな。」
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