出会い

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美憂は最近あまり人に知られていない、自分好みのお店を探すことにはまっている。 その店はまさに自分好みの店だった。 大通りからだいぶ離れた小道を進むと 都会的な雰囲気から ヨーロッパの街並みをイメージさせるような雰囲気にガラッと変わった。 そこにひっそりと まるで絵本に出てくるお城のようなたたずまいのお店があった。 見つけた瞬間 私はまるで大事にしまっている宝石箱を覗いた時のように 目をキラキラさせた。
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