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■―過去―■
勇気(M)
「ママはどこを見てるの?」
ハル
「……どうしたら、私を愛してくれるの?」
ハル
『幸せになりたい』
勇気
『ママに愛されたい』
桃歌
「勇気く―ん、遊ぼ!」
勇気
「勉強するから、御免」
桃歌
「……そっか。じゃあ、桃歌……邪魔しないようにするから一緒に勉強していー?」
勇気
「好きにすれば……」
桃歌
「好きにするー」
勇気(M)
「彼女はいつも側にいた。満面の瞳で、側に。だけど心は満たされなかった」
勇気(M)
「ママ、僕を愛して」
ハル
「何よその目は……お願いだから、そんな目であたしを責めないで!」
勇気
「…ごめんなさい」
ハル
「ごめん……ごめんね、勇気。勇気を傷つけたい……わけじゃ……あぁぁぁん(泣き出す)」
勇気
「ママ、ママ?。僕はママの側にいるよ?」
ハル
「あぁぁぁぁん(泣きじゃくっている)」
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