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桃歌
「あのね、お母さん。私――」
美登里
「桃歌は明日も学校でしょ。早く寝なさい」
桃歌
「はぁ―い」
美登里
「ハル……御免ね。貴方の側にいる事を選ばなかった私を許して…」
◆美登里は躊躇い、
指を震わせ電話をかける
美登里
「ハル、一緒に住まない?」
ハル
『――…ッぁあ………』
美登里
「ハル?」
ハル
『お願いが…ある、の……。私…、私……。一緒に暮らして迷惑を…かけるわ』
美登里
「何を言ってるの?人は迷惑をかけて生きているんだから、気にする事じゃないの」
ハル
『――…ありがとう…ッ』
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