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幼き日に感じたモノは…
漠然とした淋しさ、
家・土地・父-違和感。
うつむいて「友達なの」と、
ヌイグルミで独り遊びをしている少女は…私?
‐嫌イナモノハ母デシタ‐
若き日に知ったのは…
どれだけ泣き叫び哀願しても、
何も変わらない現実。
暗き光を瞳に宿し
「誰も近づくな」と、膝を抱えて、
毛を逆立てる子供は…私?
‐好キナモノハ自虐行為‐
成人し決意したのは…
もぅ何も求めなぃコト。
リアリストの行き着く先はペシミスト?
温度を持たなぃ瞳で
「何も感じなぃ」と、
冷たく吐き棄てるモノは…私。
‐嫌イナモノハ己ノ存在‐
刻の流れに逆らう気力さえ無くしてしまって…
同じ毎日を消化してイクよ
夢さえ忘却の彼方へ?
僕の成りたい僕は、
どんなだった…?
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