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それから５年の月日が経ちこの日三つ子は５歳になった。
ウェーバー家では盛大に子供達の誕生日会が行われていた。
しかし、その中にセツナはいない。
この５年間セツナが家族から愛される事は一度もなかった。
あれからレオンはセツナの名前だけ公表せずセツナを３歳まで育てると別館の牢屋に閉じ込めた。
セツナはただ独りぼっちで誰からも愛される事はなかった。
しかし、
そんなセツナにも味方はいてこの日、牢屋を抜け出したセツナはそこに向かう。
だが、
そんな小さな希望をも神は全て奪っていく。
そして、
この日を境にセツナは大切な全てのものを失う事となる。
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