1152人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
・魔術
魔法の使えないトーマが縋り付いたものが魔術。
魔法に溢れた世界において唯一残されたトーマの戦う術(すべ)。
メインとして使うルーン魔術を紹介する。
注釈・これらの魔術は殆どが作者のオリジナル、もとい妄想です。
・ルーン魔術
物質内に存在する魔力をルーン文字という魔術的な意味を持つ文字を刻み、世界の法則を物質内に存在する魔力を消費し、その文字に込められた意味の事象を現実世界に作り出す術。
この魔術に使われた物質は内部の魔力が底を着いた時に存在する力を失い、砂となり瓦解する。
使う魔力量は術者たるトーマにより調整でき、魔力の豊富な一個の宝石で、回数を優先したならば最大20近い回数の行使が可能。
・Kenaz
読みはキネス。
火炎を意味するルーン。
トーマは長方形に切った紙に蝋(ろう)を塗り、硬くしたモノにKenazのルーンを刻み、投擲するスタイルを基本としている。投擲後、ルーンの名を発すると紙は燃え上がり、初級から中級程度の魔法と同じ程度の威力を発揮する。
更に、このルーンの形の変化は容易であり、先に記述した紙に形態変化の命令を下せば数分程、形の変化した火炎は形成可能。
トーマのルーン魔術はもはや自己流でありながら、きちんとした魔術の形容を保っており、自己流による結果か----ルーン魔術に対し、追加の効果の命令が可能となっている。
トーマはこの他にいくつか宝石にもこのルーンを刻んでいるが用途は不明。
今後の魔術師上等にて語られたらこちらにも追加する予定。
最初のコメントを投稿しよう!