落ちこぼれと友人達と世界観

世界設定

・舞台はガーランド帝國
　ガーランド帝國は四方を四つの国に囲まれた国家であり主に資源となる鉱石と鋳鉄の技術に優れた国である。
　率いる軍は騎士隊であり、通常の騎士隊は「赤」「青」「黄」で小分けにされてあり、それらを統括するのが一人の万騎長である。
　それとは別の騎士が存在し、それらは11年前の大戦において「四英雄」と呼ばれた全く別の魔法体系を有する四人が隊長を勤める四つの部隊である。それぞれを「烈火」(れっか)「氷壁」(ひょうへき)「雷迅」(らいじん)「朧風」(おぼろかぜ)と呼ばれる部隊である。

・世界には魔法が満ちている
　この世界において魔法とは最も身近な存在である。
　教育過程で小学校から魔法の理屈を学び、中学からは日常において使う初級魔法を学ぶ。
　高校からは選択した学園によって学ぶものが変わり、主人公の通っている学園のような軍関係者や魔法省に勤める者を多数輩出する学園では初級以上の中級－－－つまりは殺傷力のある－－－魔法を学んで行く。
　逆に普通の学園ならば、より幅広い初級魔法の活用法や応用を学んで行く事となる。

　人体には魔力生成器官と呼ばれる器官が存在し、その器官より出される魔力により人々は魔法を使う事がかなう。
　しかし人々は魔力を完全に使用しきれてる訳ではなく全ての人々が微弱な魔力を垂れ流している。