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朝学校に着くとすぐに西尾潤の下へ行った。
「潤…肩を壊しているのか?」
「何でその事を!?」
「お前…暁から来たんだってな。暁にライバルが居てな。そいつに聞いたんだ」
「…」
「野球…やりたいんだろ?肩の事は心配するなよ。お前は全国に出たバッターだぞ!?俺…潤には完璧に打たれた事を忘れてはないぞ」
「…!?」
俺はあの暑い夏を思い出した。決勝戦。勝って優勝はしたが潤にはホームランを打たれていた。
「俺の相棒になってくれ。肩ならゆっくり治していこう。一緒に野球やろうぜ」
潤は下を向いていた。しばらく経って笑いながら大きく頷いてくれた。俺に最高の相棒が出来た。
そしてついに9人集まった。これからが本当の戦いになる!!
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