中学3年

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最高の夏も過ぎ12月を迎えた。そろそろ進路を決める時期がきた。俺には数多くの高校から推薦がきていた。 「どうしようかな~迷うなぁ」 悩んでいると母親が部屋に入ってきた。 「恵太、ちょっと話があるんだけど」 暗い雰囲気で母親がきた。 「なんだよ。進路ならまだ迷ってる所だよ」 毎日進路を話をされるので今日もその話だろうといつものように返事をした。 「お父さんの会社が倒産しちゃって…」 といきなり母親が泣きながら言ってきた。 俺は返事を返せないでいた。その後俺と母親の間に沈黙が続いた。
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