轟声は合図に

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咲夜 「なんで私が…あなたに…殺されなきゃ…」 当然の質問であった 至極 当たり前な感情 しかし 諏訪子 「だぁかぁらぁっ あなたに教える意味なんてないの ははっ」 笑顔はいつものまま それなのに漂う殺気 掲げる光る大険の刃を今 向けた 勢いよく振り下ろせば その刃は咲夜の体を真っ二つにする 咲夜に今ストックのナイフはない 彼女の額に冷たい汗が噴き出す 咲夜 「…意味がわからない…っ…死にたく…ない…」 諏訪子 「うふふっ」 咲夜の乞いに 諏訪子は笑って返すだけ 諏訪子 「ーゆっくり 死ね」 諏訪子は 笑顔でそう言い放った
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