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迂闊に動かずじっと待つか
しかし私以外の者がいる保証などない じっとしてても助けてくれる者が来るだろうか
なら兎に角動いて転機を生み出すか
でもまだ此処地形状態など把握してないところが多すぎる
それに
速くなる脈 鼓動 自身の危険信号が真っ赤に点滅しているのがはっきりわかる
危険だ
霊夢
「でも…じっとしてても危険なんだったら…行かなきゃ」
自分で道を選び 歩き出す
心のどこかで 何かに怯えながら 上を向いて歩いた
マンションから覗く一つの眼光は
彼女に当てられていた
「…見つけた」
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