それは絶望の光

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割れた窓から街の様子が見える 窓枠に寄りかかり外を眺めているのは銀髪にメイド服の一見からすれば変わった格好の女性 冷たい容姿だがどこからか恐怖に混じった何かが 感じ取れる 「咲夜 何かわかったか…?」 咲夜 「…特に」 銀髪の女性は咲夜と呼ばれていた そう 彼女"十六夜咲夜"は紅魔館でメイドを勤めている 故のメイド服である 咲夜 「あなたは何かわかったのかしら…上白沢慧音」 慧音と呼ばれたその女性は部屋の暗闇から姿を現す 彼女は白い長髪を揺らし <カツカツ>と どこか不安げに歩みでる
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