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「ずっと…考えてたんだ…」 凌は佳苗の左手を握りながら、静かに言葉をつむぎ始めた。 「佳苗が辛い思いしてるの見てて、一緒に抱えていかなきゃって思った。佳苗ひとりに背負い込ませちゃいけないって」 佳苗は黙って聞いていた。 「結婚しよう」 佳苗ははじかれるように顔を上げ、凌を見た。 「…じゃなかった…えっと…俺と、結婚してください」 言い直した凌の目にも、わずかに涙がたまっていた。
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