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今日からお前等はここで暮らすんだ
そう言われ僕達は親に売られ…幼き妹と生きてきた
「暁生兄さん」
「どうした?美春?今日はお休みだろ?」
ここは暗殺村
名前の通り僕達は隠密…忍びとしての教育をここで受ける
伊賀の忍び?
違うな、ここはそんなに甘ったるい所ではない。
「今日は淫術の稽古…」
淫術…こんなに幼き女の子に淫術を教えなければならない
「僕がするから…終わるまで待っててくれないか?」「うん!」
この子は美春。
僕、暁生のたった一人の妹…家族だ。
妹を愛した事はない、家族としてなら愛してる。
淫術は僕が教えないと美春は恐怖心からか人を殺してしまう
そんな妹を僕は優しく抱き締めた。
妹は僕以外の男を嫌っている。
まだ幼いから分からないだけだ。
僕は、妹が幸せになってくれる事を祈るだけだ
「暁生兄さん?」
「あっ…ごめんな…もう少し待ってな」
淫術など教えない、僕は妹に睡眠薬を飲ませて寝かせる。
勿論、ちゃんと稽古したかのように見せる、じゃなきゃ妹が可哀想だ。
「終わったよ…部屋に行くぞ」
こうやって僕達の一日は過ぎていく。
「美春…山に茸と山菜と木の実を採りに行こう」
「うん🎵」
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