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………ここは…?
気を失っていたようだ…空は真っ暗で当たりには薄暗い森に囲まれていた…
何か目や手が沢山あった場所から叩き落とされたのは覚えていたが、それ以外の事はまるで覚えていなかった…
…そう…
『自分の事も全く覚えていなかった』
俺は…誰だ?
そんな事を考えながらなんとなく空を見上げると、キレイな満月が上がっていた…
???「誰か…助けて…」
何処からかそんな声が聞こえてきた…
ガサガサ…
すると後ろの茂みから誰かが近づいて来た…
ゆっくりと振り向くとそこには…
妹紅「た…助けて…」
なにやら真っ白な長い髪にいくつものリボンをした少女?が出てきた。
なぜ?なのかと言うと、何か幽霊見たいに真っ青な顔で体をガクブルと震わせながらこちらに向かってくる姿が、ゾンビを連想させたからだ。
関わってはいけない!
本能がそう告げる
しかし…
妹紅「オイ!そこのお前…助けてくれ…」
……とりあえず何があったのか聞いて見ようとした…しかし…
妹紅「時間が無い、私の事を他の誰かに聞かれたら森を出て紅魔館の方向に向かった事にしてくれ!」
とりあえず誰かに追われているのはわかったが…紅魔館って何?
そんな疑問を投げかける前に少女?は「頼んだぞ!」と一言行って森の奥に姿を消した…
数分後…
あの少女が何に追われていたかがわかった…そして自分の目の前に今いる
慧音「オイ!妹紅に会わなかったか?」
何か長い角を生やしたいかにも危ない女に出会った…
ぶっちゃけ自分が誰かも分からないような人?にここまでワケわからない状況を押し付けるなんて…神様は相当意地が悪いのか?
慧音「聞いているのか?答えよ!さもなくば…」
ギラリと二本の角が光を浴びて輝く
掘られる…
本能がそう告げる(傷害的な意味で…)
大人しく妹紅と呼ばれていたあの少女?の言う通りに紅魔館の方に向かったと言った
そう言うとその二本の角を生やした女は紅魔館があるだろう方向に向かってすごいスピードで走って行った…
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