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そこへ
???「お?お前良いもん持ってんなぁ!」
いきなり声がしたので振り向くが誰もいない…
???「上だよ上」
顔を上げると箒にまたがった白黒服の少女がこちらを見ていた
何やら大きな袋を担いでいるがそこは気にしないでおこう…
白黒「ちょっとそのペンダント見せてくれないか?」
そう言いながらも決して降りては来ないので、投げるか持って来いと言うことだろう…
まぁそもそも空は飛べないけど…
そう思いながらペンダントを投げようとした時にふと思った、何故自分が飛べないと決めつけているのか?第一あの白黒は空を飛んでいるじゃないか…
いやしかし仮に自分は空を飛ぶ事が出来たとしてもどうやって空を飛ぶのだろうか?
そんなことを考えていたため、投げる直前まで至った身体がバランスを崩し、そのまま後ろに転倒してしまった
白黒「…何やってんだお前?」
呆れた白黒が地面に降りてきた
白黒は自分の手にあったペンダントを拾い上げた
白黒「魔力がこめられた魔術品ってのは一目でわかったけど…私の知らない属性だなぁ…、お前これ何処で手に入れた?」
何処で手に入れたとかそれ以前に自分が何者で何でここにいるかすら分からない状態なのだけど…とりあえず分からないと言おうとした時…
???「魔理沙ぁぁぁぁ!!」
突然大声が森に響く、それに反応した白黒は…
白黒「やべっ!逃げろ!」
一瞬の間に箒にまたがり、袋を担いでものすごい速さで飛んで行ってしまった
その数秒後にペンダントも持って行かれたことに気が付いた
しかしそんなことを考えている余裕はなさそうだ…何故かって?
メイド「あなた魔理沙と何を話していたの?」
銀髪のメイドさんが首にナイフを突き立てているからだ…
嫌な脂汗が出そうだ…
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