~訪問~

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淳を睨んでると、いつの間にか俊ちゃんは私達の目の前に居た。 心臓が飛び出てしまいそうなくらいにビックリ。 「……何の用だよ」 低い声で淳を見ながら言った俊ちゃん。 私の時みたいに…睨まないんだね…。親友だから─…? 私だって…幼馴染みで…約束だってしてるのに…。 こんなことを考える自分が…やだよ…。 「んーっ?なんで来たと思うでしょう?」 「……は?」 挑発のように淳は俊ちゃんに言った。 なに挑発してんの~!! そんなんじゃ話し聞いてもらえな… 「何か言いたい事あるんだろ?淳。入れよ」 あまりにも私が思ってた答えと違ったから、口がポカンと開いてしまう。  
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