~訪問~

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「………。未衣♪行こ~」 淳を思いっきり睨み、未衣を引っ張りながらマンションへと入った。 淳は『待てよ~!』と叫びながら、私達の後に着いて来る。 「……淳?どうしたの?そっちで笑ってればあ?ね♪」 満面の笑顔で、私は淳に言うと、淳は顔が引きつりながら 「笑ってごめん!許してくれよ!瑠愛!」 と、両手を合わせて謝った。 「…はいはい。冗談です。行こ」 マンションのロビーには俊ちゃんの姿はもうなかった。 多分、勝手に入って来いってことだろうけど…。 暑さにダウンしている未衣を引っ張りながら、俊ちゃんの部屋へと向かった。  
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