~初恋~

5/30
前へ
/447ページ
次へ
「淳ちゃーん!」 未衣は淳がこっちに向かって来ることに気付き、両手を広げて走って行ってしまった。 置いてけぼりの私。 淳と未衣はまた、感動の再会のように抱き合う。 隣りに居た俊ちゃんはドン引き。 10秒くらいで離れて、手を繋いで2人は何処かへ行ってしまった。 え…っ。一言、言ってから…行けよーっ!! 2人の身勝手さにため息が出る。 まあ…そんな性格が好きなんだけどね。 「……おい」 「へ??」 遠い目をしてると、目の前に俊ちゃんが居た。 心臓が飛び出るところだった。 だって…いつも目の前に突然居るんだもん!!  
/447ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18953人が本棚に入れています
本棚に追加