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「淳ちゃーん!」
未衣は淳がこっちに向かって来ることに気付き、両手を広げて走って行ってしまった。
置いてけぼりの私。
淳と未衣はまた、感動の再会のように抱き合う。
隣りに居た俊ちゃんはドン引き。
10秒くらいで離れて、手を繋いで2人は何処かへ行ってしまった。
え…っ。一言、言ってから…行けよーっ!!
2人の身勝手さにため息が出る。
まあ…そんな性格が好きなんだけどね。
「……おい」
「へ??」
遠い目をしてると、目の前に俊ちゃんが居た。
心臓が飛び出るところだった。
だって…いつも目の前に突然居るんだもん!!
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