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未来が全然見えない─…。
このままずっと、俊ちゃんを好きでいて、ずっと独身のままなのかな─…?
もう…わからない。
……よし!!
気分転換に風呂入ってこよっと!
──────……
あれ?
温泉の入口にきたけど、札がかかってない。
男湯と女湯がどちらかわからない。
私以外に入っている人は見当たらない。
旅館の人も居る気配ないし。
まっ!どっちでもいーか。
どうせ、今の時間、入る人なんていないしね。
私は右側の入口へと入った。
───ポチャンッ
「気持ち~!!」
髪から落ちる滴が、キレイに円を描いている。それが何回も繰り返してる。
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