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真っ青な顔をしながら、体育館のドアの方を見つめている。
私も未衣と同じ方に視線を逸らすと、
私達の学年では見たことのない、ギャル系の女が居た。
そういえば、夏休み前、クラスの人が夏休み後に転入生来るよって言ってたような気がする。
それにしても…すごい目立ちよう。
俊ちゃんくらい明るい金髪をキャバみたいに盛っていて、スレスレなスカートの丈。
私も短い方だけどあそこまでは短くしたくない…。
引いた目で見てると、未衣がくるりと後ろを振り向いた。
「え？未衣？どうした？」
「………ううん…。なんでもないよ…あっ少し具合悪いから…保健室行ってくるね…」
未衣はボソボソと小さな声で私に言い、足早に行ってしまった。
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