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静かに、カーテンを締める。
締めると同時に、ドアが開いた。
開けたのは…今日転入してきたあの金髪のギャルだ。
「あっれー!?先生はーいねーの?」
初対面だと言うのに、なんとゆう口の聞き方。
それに、未衣が寝てるとゆうのにズカズカと音を立てて保健室内に入って来る。
苛々してる私に変わって淳が
『いないよ』と口を開いた。
「まじかよぉ!」
キレイに巻いている髪の毛をクシャクシャと掻きながらギャルは言った。
「……何か…用でも?」
あまりにも態度がなってないのと、具合悪い人が寝ている保健室で足音を大きな音をたてて入って来るなんて、人の事を考えてなさすぎる。
私はそんな気持ちを押さえてギャルに聞いた。
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