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なんか…あれ?
転入生が調子こいてんじゃね~よ、みたいな?
都会の学校も田舎の学校もそんなに変わんないんだね。
視線を浴びてる麗依は、そんな視線も気にしないでスタスタと自分の席まで歩いた。
ガタッ。
やや大きめの物音が聞こえた。
その音は、ケバいギャル達の隣りを通り過ぎようとした麗依にケバいギャルが足掛けをしたのだ。
間一髪で転ばなかったが、麗依は無言でケバいギャルを見つめる。
その顔は…人ではなく…殺人鬼のようだった─…。
「テメェか?あたしに足掛けしたのは」
麗依は低い声で足掛けをしたグループの人達に言った。
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