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麗依はニコニコと笑いながらこちらに向かって来る。
そして淳の腕に自分の腕を巻き付けた。
「ちょ…っ」
「なあに？淳君♪あっ今日遊ぼーっ！…瑠愛と奥多川君と未衣ちゃんも」
……うちらは付け足しですか…。
ってゆうか…勝手すぎだよ。
「麗依…今日は私達4人で遊ぶ約束してるの。だから…」
私が言うと麗依の顔から笑顔がなくなり、私じゃなくて未衣の顔を見る。
未衣は唇を噛み締めながら、麗依を見つめ返す。
そして、麗依が口を開いた。
「未衣ちゃーん♪今日、淳君借りてもいいよね？」
「え……」
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