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突然の麗依の問い掛けに未衣の表情が歪む。
「ねっ良いでしょ?未衣ちゃん。別にさぁあたしは瑠愛と奥多川君の邪魔しちゃいけないかなぁって思って聞いてるんだよ?別にいくない?」
「………」
私達の周りだけが虚しい。
…麗依を良い子だと思ってた私が馬鹿だった…。
そりゃあ私だって麗依と仲良くしたいし、一緒に遊びたい。
でも、放課後と言う時間は私と未衣と俊ちゃんと淳との大切な時間。
だから例え友達でも邪魔はされたくないんだよ…。
「麗依…。あのさ」
「だめ!!!」
私が言いかけた時に未衣がいきなり叫んだ。
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