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俊ちゃんに引っ張られながら、学校を出て数十分。
いつものマックの目の前に着いた。
俊ちゃんは背が大きい分、足も長いから、追いつくのがやっとだった。
「ハァーハァー…」
私が息切れをすると、俊ちゃんは素早く私の方を振り向く。
「ごめん。大丈夫か…」
「う、うんっ大丈夫だよ」
あまりにも可愛い表情をしながら謝ってきたのでどもってしまった。
私が顔を真っ赤に染めてると、後ろから淳と未衣がやっと着く。
「俊!お前歩くのはえーよ!疲れただろ!」
「ハァー…ハァー……」
淳は怒りながら、髪の毛を整え、未衣は私よりも息切れをしてて苦しそうだ。
…あっ未衣って確か貧血持ちなんだよね。
「未衣、大丈夫?」
「大丈夫♪」
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