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予感的中。かな。
あの不良は、昔約束をした“しゅんちゃん”だ。
それは覆せない事実。
「あ、ありがとうございます」
私が言った瞬間にチャイムが職員室内に鳴り響いた。
「よし、行くか」
「あ、はい」
私達は職員室を出た。
───────……
少し歩くと、徐々に生徒達の声が微かに聞こえくる。
なんか、緊張してきた。
緊張ってゆう柄じゃないんだけどね、私。
手鏡で髪の毛を直しながら歩く。
来る時、走って汗をかいたせいか、少しだけメイクが崩れている。
まぁ、そんなにわかんないから良いけどさ。
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