~再会~

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通りすがる生徒にまじまじ見られる。 ジロジロ見んな。 なんて、口に出したらこの学校で友達出来ないような気がする。 深いため息をつく。 意外と、金髪の男とか、女とかいるんじゃん。 レベル高い学校だから、真面目君だけだと思ってたら。 浮かなくてよかったあ! 在校生に見られながらもD組の前に着いた。 「よし、入るか」 「えっまだチャイムなってな…」 私が言い終る前に先生は教室へと入って行ってしまった。 唖然とその場に立ちすくむ。 勝手な人だなあ…っもう。 また深いため息をつき、しぶしぶ教室へと入った。  
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