~体育祭~

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俊ちゃんに宣戦布告をしてから三日がたった。 俊ちゃんは学校に来てなく、なにも変わってない日常。 やっと校内の構成も覚えたし、普通の日々を過ごしてる。 そんなある日、担任がホームルームの時間にざわついている教室で叫んだ。 「一か月後!体育祭がある!」 と…。 体育祭……? まじ!? 意外と運動系が好きな私にはビックイベントだった。 「未衣未衣!体育祭だって!楽しみ!」 私が未衣に向かって一人ではしゃいでると、未衣は深いため息をつく。 「最悪じゃあん!夏場に体育祭なんて…汗臭くなって…まじやだあ!」 手で顔を扇ぎながら、未衣は嫌そうに言った。  
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