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時刻はホームルームが終わってまだ一時過ぎだ。
通り過ぎる先生達に色々と言われたが気にしないで学校を出た。
地面には水々とした緑色の葉がまんべんなく辺り一面に広がっている。
「……暑い…」
額にプツプツと汗が浮き出る。
鞄に丁度入っていた、水玉柄のハンカチて汗を拭く。
複雑な淳が書いた地図でも、一応俊ちゃんの家のマンションまでついた。
時刻は2時をまわっていたが。
てゆうか…大きい~…。
あっ俊ちゃんの家お金持ちだもんね。
私家の何倍もある俊ちゃんの実家。お父さんが理事長で、お母さんは弁護士だったからね…。
俊ちゃんの親はしょっちゅう、家を留守にしていて、よく、家でご飯食べてたっけ。
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