やわらかい日の光

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未来の行ってらっしゃいを聞くと、希望は静かに病室のドアを閉めた。 未来が暇になったなと近くの雑誌を手に取ると、またドアが開いた。 「言い忘れてた!今日は奈々さん来れるって!」 希望はそうとだけ言うと、今度は焦り気味にドアを閉め、早歩きで病室を後にした。 未来はやわらかい笑顔でため息をつくと、手にとった雑誌を読み始めた。 _
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