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アリシア「ワッフルー!!まだなのかー??」
ワッフル「そんな早く出来ないよ」
ボクに飲み物の催促している子は【アリシア・プリス】黒猫団のボスなんだ。ボクの幼なじみでボクが八歳の時にどこかに引っ越していったんだ。
言葉遣いは乱暴で男勝りだけどほんとはすごく優しいんだよ。
アリシア「ワッフル!!早くしろ!」
やっぱり今の話は無し…。
ボクは出来上がったコーヒーをアリシアのいるテーブルに持っていった。
アリシア「遅いぞ。ワッフル」
ワッフル「そんなに早く出来るわけないよ…」
アリシアはコーヒーを一口飲んだ。
アリシア「熱っー!!しかも苦い!!」
ワッフル「ごっごめん!アリシアは猫舌だったね」
アリシア「ワッフル…!わざっとやったね!」
アリシアは立ち上がった。体は小刻みに震えている。
ワッフル「ちょっ、ちょっと待ってよ!ボクはそんなつもりじゃ…」
アリシア「問答無用だ!!ワッフル!!」
ボクも椅子から立ち上がるとアリシアから逃げた。捕まったらどうなるか分からないから…。
アリシア「ワッフルー!逃げるなぁ!」
アリシアはボクを追いかけてきた。そうこの時はすごく楽しかったのに…。
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