第二章【事件の始まり】

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僕達は雑貨屋に居た。アリシアに無理やり連れて行かれただけだけどね。 アリシア「ワッフル!これどうだ?」 アリシアは一つのペンダントを僕に持ってきた。 色は透き通った赤で形は綺麗な球体だった。 アリシア「どうだ?良くないか?」 ワッフル「いいけど…高いんじゃない?」 アリシア「値段は…10000p…」 ワッフル「やっぱり高いよ!他のにしよう!これなんか100pだよ!」 アリシア「ワッフル!やっぱりこれにしろ!」 アリシアはペンダントをレジに持って行き、 アリシア「ちょっと負けてくれない?」 値段交渉し始めた。 ワッフル「アリシア!そんないいよ!高いし!」 アリシアは僕を睨みつけると、 アリシア「安くなるから大丈夫!」 自信満々に言った。店員さんは少し悩んだ挙げ句、 店員「じゃあ半額でいいですよ。昔からこの店にありますし。」 半額…さすがアリシア。やっぱりスゴいや。でも… アリシア「あとちょっと!」 まだ負けて貰おうとしてる… 店員「じゃあ3000pでいいです…」 店員さんも渋々また安くした。赤字にならなきゃいいんだけどね…。 アリシアはお金を払い、笑顔で僕を見ると アリシア「じゃあワッフルこれ付けて♪」 ペンダントをくれた。 僕はペンダントを付けた。 アリシア「おぉ!やっぱり似合うじゃん」 ワッフル「そう?ありがとうアリシア♪大事にするよ!」 誕生日プレゼント何て久しぶりに貰った気がする。最初はアリシアに申し訳なかったけど、やっぱり貰ったら嬉しいや。 アリシア「じゃあワッフル!お土産買って帰ろう!妹達待ってるからさ!」 ワッフル「そうだね!」
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