覚醒と裏切りの剣

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『クソッ』 レイスは自分に腹が立った。 なんで俺は力が使えないんだ!といつも悩んでいた。 さらに一週間たったある日稽古をしに城に向かうと城の中が慌ただしい。 『おい!どうした!?なにがあったんだ?』レイスは近くの兵士に聞いた 『ゼクスがこちらに数人の兵士を連れて向かっているらしい』 『なに!?』 レイスは驚きアークスの元へ走った アークスの所にはすでにシュウとローラに数名の兵士長が来ていた。 『しかし!』 兵士長達が大声を出している。 『レイス来なさい』 アークスはレイスを自分の近くに呼んだ。 『今から貴方とシュウとローラと私でゼクスのところへ向かいます』 レイスは驚いた。神が一緒に行くとは言えたった四人で敵を… 『いいですか、兵士長。ゼクスを前にしたら数など無意味です。ゼクスの力の前に瞬殺されてしまいます』 アークスは兵士長達を睨みつけた。 『わかりました』 兵士長たちは部屋から出ていった。 『さぁ行きましょう、急がないと間に合わなくなってしまいます』三人は頷いた。
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