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「ごめん、まだ痛い?」
帰り支度をしながらて一志は奈央に心配して聞く。
「ジンジンする…。」
奈央は股を押さえる。
「コラッ。」
「あははっ。大丈夫。最初どうなることかと思ったけど意外と気持ちよかったし。早く好きな人としてみたい!」
「好きな人出来るといいね。」
「うん。合コンしまくる!」
「だからー。」
一志は呆れる。
「だって合コンしかないって。他にどうするの?」
「…変な男に引っかかるなよ?」
「引っかけてくれる人いればいいな。」
「いるから。マジ気を付けて。」
「はいはい。」
「うわぁ…かなり心配。」
「あ。一志はどうだった?気持ちよかった?私変なことしなかった?」
「しいて言えばしゃべり過ぎ。H中に笑わせてどうする。」
「だって一志真面目な顔するんだもん。」
「H中は真面目でいいの!」
「ふーん。気持ちよくなかった?」
奈央は不安げに一志を見る。
「……。気持ちよくなかったらイッて無いから。」
一志はゴミ箱を指差す。
「そっか。良かった。」
奈央は笑顔になる。
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