7

5/5
前へ
/102ページ
次へ
一志は奈央を男子トイレに連れ込む。 「ちょっ…今思いっ切り見られた!」 一志は無視して奈央にキスをする。噛みつくようにキスをしながら奈央のスカートの中に手を入れる。 「ヤダっ…。」 「なんで俺に抱かれたか考えろ。」 「止めて…。」 「彼氏と別れろよ?」 「かずっ…ヤダ…イタいっ…。」 一志はしゃがむ。 「やめぇっ。」 「かずっ…ゴムはっ。」 「無い。」 「ヤダッやばいって!」 一志は無視して動く。 「やぁ……イタいー……。」 「何考えてるの?バカじゃない?」 「確かに。でもバカはお前だから。」 「何でよ。つーか妊娠したらどうすんの。うちの家系繁殖力凄いんだからね。キョウダイ4人だし、お兄ちゃんもお姉ちゃんもできちゃった結婚だし。」 「うちの兄貴もでき婚。」 「何のん気に…。」 「いいじゃん。それでも。」 「意味分かんない。」 「分かんないフリするな。」 「分かんないよ。」 「ウソつくなよ。」 「……。」 奈央は一志の背中を蹴る。 「いっ!」 「気を付けてね。バイバイ。」 奈央は中指を立てて見せる。 「あはは!どっちだよ。」 奈央はイーッとして帰る。
/102ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4708人が本棚に入れています
本棚に追加