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夜になるとひどく不安定になる。
特に独り、真四角の部屋で電気も消してベッドの上で小さく膝を抱え込む時が。
いつもならどんなクダラナイ内容であったとしてもこの時間は必ずメールをくれる彼もきっと今は夢の中なのだろう。
把握していても鳴らない・光らない携帯を眺め始めて一時間。
そろそろ睡眠をとらないと明日の仕事に支障を来す。
ふぅと一息をつき、布団に潜り込む。
目を閉じて早く睡魔がくるように願う。
ぢゃないと苦しくなる。
思考の先には暗く、僕が最も恐れる"独りきり"の映像が支配する。
コワイ。コワイ。コワイ。
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