第1章

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何時もと変わらない日差し… 何時もと変わらない人々… そして… 何時もと変わらない一日が来た… 今日も見慣れた窓の風景を…ため息混じりで眺めていた 「はぁ~何時に、なったらここから出られるんだ」 幼い頃から体が弱かった“僕”は、体調を崩すと いつもここの病院連れてこられた ある日、突然高熱を出して、病院に、運ばれた。 気が付いたら病室に、居た。 それから、ずっと窓から外を眺める毎日が続いている ぼーと、外を眺めていると、廊下が騒がしい、珍しく僕と同じ病室に、同じ年頃男の子が入院してきた 看護婦がその男の子を 僕のとなりにあるベットに、車いすで運び 男の子に軽く会釈をするとそそくさと病室をあとにした それを見送った僕は、となりのベットにいる男の子を覗いた。 僕に、気づいた男の子は、ビックリして振り向いた。 「あ!こんにちは…ごめん…おどかすつもりなかったんだけど」 「いや…こちらこそごめん…人が居たのに気づかなった笑顔でやさしい感じの子 「えーと始めまして俺 室井 健二(むろい けんじ)今日からこの病院に入院することになりました」 「あ…僕 駒村 友也(こまむら ゆうや)始めましてよろしく」
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