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その後
健二くんは、僕を元気付けようと新しく買ったゲームで遊ぶことを提案した。
しばらく二人で遊んでると…
コンコンッ…
「そろそろ健二くん検査の時間だよ…はいってもいいかな?」
っと扉の向こうから女の人の声がした…。
「はーぃ!どうぞ」
「……!。」
ガラ…
女の人が病室に、入ってきた
僕は、あわてて姿を消した。
「健二くんこんにちわ話し声が聞こえたけど…誰かと遊んでたの?」
看護婦さんは、あたりを見回しながら健二くんの所に、近寄ってきた。
「うん!友達とゲームで遊んでた」
「へぇ~お友達と?じゃ~そのお友達は、どこ?」
「あれ…?さっきまでここにいったのに…。」
「…う~んトイレに、行ったのかな?」
「かなぁ~…」
看護婦さんは、手早く健二くんの検査をし始めた
「ん~~どこか痛いところは、あるかな?」
「今のところは、平気です」
「はぁい!じゃっ…今日の検査は、ここまで」
看護婦さんが、検査終え
道具を片付けてると…
「看護婦さん…俺いつになったら歩けるようになりますか?」
不意に、看護婦さんの顔色が悪くなった
「大丈夫よ…リハビリちゃんとがんばれば歩けるようになるわ…」
「ほんとぉ!じゃ~いっぱいリハビリしてがんる!」
健二くんは、とてもうれしそうにしていた…
だけど…看護婦さんの顔色で……僕は健二くんの足が…もう動かないかもしれないことが…なんとなく分かってしまった。
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