159人が本棚に入れています
本棚に追加
「・・・早く何か起きてください。」
「あなた何言ってるの?早く前に進みなさい。」
当たり前か。私は超能力者じゃないし・・・。仕方ないなウエスト細めなきゃ。
まず身長。「155センチ」だった。まぁまぁ女の子なんてそんなものか。
次に座高。「ひ・み・つ」座高分かったら足の長さ分かっちゃうから言わない!
最後に体重。「・・・ハァー。」まぁご想像にお任せします。でも、決してチビデブじゃないよ!ここだけは本気で自己防衛させて!
「レイちゃんどうだった?」
「綾音はいいよね。私は完全におしまいかな。」
そっと身体状況を指し示す紙を渡す私。その紙をまるでバイト先の店長のように眺めている綾音。これはまさに・・・。
思いつかなかった!やっぱ私は話のボキャブラリーがないなー。
「レイちゃん?さっきから何独り言言ってるの?」
「別になんでもないよ。そういえば最近彼氏とうまく行ってるの?」
「そのことで相談があるんだけどね・・・。」
最初のコメントを投稿しよう!